前回は基礎体温についてお話ししましたが
基礎体温がしっかりしていてもそれで排卵が行われており妊娠の準備が出来ていると言える訳ではありません。
基礎体温表から分かるのはホルモンが分泌されているという事です。そのホルモンに卵胞が反応してさらに排卵をしているかを正しく知るためには病院でエコー検査や超音波検査を受けて卵胞が大きく育つ事、さらに充分に育った卵胞から卵子が排卵した事を視覚的に確認してもらうことが大切です。
その他にも排卵された卵をピックアップし、受精の場となり、卵が子宮へ戻る通路となる卵管の閉塞や詰まりがないか調べる卵管造影検査、
子宮頸管粘液の状態が精子通過に適しているかどうかを確認するフーナーテスト、
精子が充分な量があるか、奇形率や運動率などを確認する精液検査
などは妊活を始める時に受けておく事をお勧めします。
検査を受けたからといってそのまま病院での不妊治療に入らなければならないというわけではありません。
卵管造影検査等は受けることで卵管の通りが良くなり検査後半年間は懐妊チャンスが高まると言われたりもしていますし卵胞の超音波検査で子宮の奇形が見つかったケースもあります。
検査を怖がる必要はありません。
自分を知る第一歩としてトライしてみてはいかがでしょうか？